2019年2月10日(日)

楽打家15周年チャレンジ発表会

楽打家15周年を記念して、日頃の練習成果を、内覧会形式で演奏しました。初めての曲もあり「チャレンジ発表会!」です。

チャレンジ発表会

演目

開会の挨拶

1.屋台囃子

2. 幕上

3.歓喜集

4.バディ

5.友奏

6.三宅太鼓

7.竜神太鼓

8.楽打家わっしょい!

9.鉄火締太鼓

10 .呉娑々宇おろし

11 .祭り

12 .山呼

13 .それ行けカープ

チャレンジ発表会

開会の言葉

会長の言葉を代読する、指導員のユウコりん先生。

田中会長からのメッセージ

楽打家を結成して15周年となりました。幾多のメンバーが在籍し、去っていきました。

15年を迎えた今、在籍しているみなさんは太鼓の好きなメンバーです。そしてがんばり屋さんです。

イベントにもここ1年頑張って出演し、楽打家の存在感を保つことができました。ありがとう。


今年は、楽打家のメンバーが和太鼓の伝統を重んじて、一打一打に魂と、曲の内容に伴う姿勢で表現し、太鼓打ちとして自信を高めると心に気持ちを入れ、自問自答し本気度の高い練習に専念してください。

今日は厳しい練習の中で、楽しい時間を過ごしてください。

宜しくお願い致します。

平成31年2月10日 楽打家会長 田中龍雄


保護者、指導者へのねぎらいの言葉もありました。

オープニング

「楽打家 屋台ばやし ママ楽」

演目の幕間には、指導員マキロン先生より、各演目の説明や完成するまでの経緯、覚えるために苦労したことなどを披露。



















ママ楽も子どもたちに負けず劣らず、しっかり打ち込んでます。

シニアによるオープニング曲を華々しく披露できました。

第2演目「幕上」

呉娑々宇太鼓 三部作「第一部」

次の曲は「幕上」。呉娑々宇太鼓の伝統ある太鼓演目を、子どもたち中心に演奏します。

演奏前の口上は、最年少のミオリちゃんより



















大きな平太鼓に打ち込むのは、中学生のサクラさん。

平太鼓は、口径の割に軽くて高い音を発し、「民謡締太鼓」と合わせてお囃子に使われることもあります。

府中町の無形文化財・伝統芸能として 昭和54年に作られた呉娑々宇太鼓三部作。「第一部 幕上げ」は西 泰乃介氏により誕生。

第3演目「歓喜集」

呉娑々宇太鼓 三部作「第二部」

府中町の無形文化財・伝統芸能として 昭和54年に作られた呉娑々宇太鼓三部作。楽打家はこの宝物を未来へ伝承していく大役を任されました。「第二部 歓喜集い」は、金井 寿雄氏によるものです。

第4演目「バディ!!」


第5演目「友奏」


作曲 吉波 祐子

この曲は、メンバーとの友情を誇り、奏でる曲です。友達の【友】と奏でるで【友奏(ゆうそう)】。3人それぞれのソロパートと最後の息の合った掛け声が見せ場です。

口上は中学生のサクラさん




































第6演目「三宅太鼓」


三宅島木遣太鼓より/構成 安芸府中奏作太鼓 楽打家

火の山の島、三宅島。大自然にはぐくまれた木遣り太鼓。毎年7月、牛頭天王祭では、神輿を先導し、午前11時から夜8時まで休むことなく、この太鼓を打ち続けるそうです。東京都無形民俗文化財指定

田中会長が伝来の技法を伝承する許可を得て、楽打家で再構成しました。

第7演目「竜神太鼓」


第8演目「楽打家わっしょい!」

ちび楽わっしょい改め「楽打家」わっしょい!

演目「ちび楽わっしょい!」は、小学校3年生未満の「ちび楽」を中心に演奏していましたが、この春、最年少の二人が小学校3年生に進級するので、本日の演目より「ちび楽」改め「楽打家わっしょい!」となりました

二挺太鼓の打法を取り入れた曲です。

第9演目「鉄火締太鼓」


締太鼓を「火花が飛び散るような」超絶早打ちの演目「鉄火締太鼓」ですが、まだまだ発展途上です。火花は出ませんでしたが「とろ火」は出ていました。




















第10演目「呉娑々宇おろし」


第11演目「呉娑々宇太鼓 祭り」

呉娑々宇太鼓 三部作「第三部」

作曲 金井 寿雄/構成 河井 まき

府中町の無形文化財・伝統芸能として 昭和54年に作られた呉娑々宇太鼓三部作。楽打家はこの宝物を未来へ伝承していく大役を任されました。「第一部 幕上げ」は西 泰乃介氏により誕生。「第二部 歓喜集い」、「第三部 祭り」の2曲は、金井 寿雄氏によるものです。本日は「第三部 祭り」を演奏致します。

第12演目「山呼」


作曲 北原 永(まつり工房)

ずんずんずん、山を登っていくと、突然雨が降ってきた! いやいやたいしたことないさ、と甘く見ていたら…わぁたいへんだ!雷が!!叩きつけてくる雨と耳を劈く雷の音!大自然の強さ、厳しさをダイナミックな掛け合いで表現しています。

  • 途中でリズムが変調して、より速く、より力強く怒涛の連打が続きます。
  • 最高潮のリズム、圧倒的な太鼓の打ち込みから、徐々に収束してクライマックスを迎えます。

アンコール「それ行けカープ」


チャレンジ発表会の「プログラム」や「お題目」は子どもたちの手作りで作成しました。気持ちのいっぱいこもった素晴らしい演技ができました。これからこの子達が大きく育ち、「呉娑々宇太鼓」をさらに次の世代へ受け継いでくれるよう切に願います。

私達はこれからも「楽しく」「太鼓を打つ」「ファミリー」楽打家として、頑張ってまいります。

これからも応援を宜しくお願いします。