府中町の無形文化財・伝統芸能として 昭和54年に作られた「呉娑々宇太鼓三部作」。楽打家は、この宝物を未来へ伝承していく大役を任されました。
第一部「幕上げ」は西 泰乃介氏により誕生。
第二部「歓喜集い」、第三部「祭り」の2曲は金井 寿雄氏によるものです。
本日は第二部「歓喜集い」を演奏致します。
作曲 吉波 祐子
この曲は、メンバーとの友情を誇り、奏でる曲です。友達の【友】と奏でるで【友奏(ゆうそう)】。
3人それぞれのソロパートと最後の息の合った掛け声が見せ場です。
作曲 河井 まき
三人の楽打家メンバーが「わっしょい!」の掛け声で元気よく打ち込む「楽打家わっしょい!」は
紀州に伝わる伝統的な太鼓を、楽打家で再現しました。
昔、飢饉にあえぐ村に、三頭の竜が舞い降りて、村人へ神のお告げを伝えたところ、翌年には豊作に恵まれたという伝説を太鼓で表現します。