2019年04月21日(日)

イオンモール広島府中ソレイユの入口特設ステージで、昨年11月に続き、演奏を致しました。ゴールデンウィーク前のポカポカ陽気に、買い物を楽しむ親子連れが多く来場されました。

イオンモール広島府中ソレイユ

演目

1.桶太鼓の共演 「謎(なぞ)」

2.呉娑々宇太鼓 第二部「歓喜集い」

3.「山呼(さんこ)」

4.「楽打家わっしょい!」

5.「屋台囃子(やたいばやし)」

















楽打家 桶太鼓の共演「謎(なぞ)」

作曲 山脇 浩司

ソロパートの打ち手によって、毎回全然違う曲になります。誰がどんなふうに演奏してくるか、その日にならないとわからないから、タイトルは「謎」。いつもは担ぎ桶太鼓のみで演奏しています。今回はさらに、宮太鼓の掛け合いを入れてみました。今日の「謎」は、まだ誰も聞いた事がない「謎」です。

呉娑々宇太鼓 第二部

「歓喜集い」

府中町の無形文化財・伝統芸能として 昭和54年に作られた「呉娑々宇太鼓三部作」。楽打家は、この宝物を未来へ伝承していく大役を任されました。

第一部「幕上げ」は西 泰乃介氏により誕生。

第二部「歓喜集い」

第三部「祭り」の2曲は金井 寿雄氏によるものです。

本日は第二部「歓喜集い」を演奏致します。

前奏に「法螺貝(ほらがい)」初登場!!






















「山呼(さんこ)」

途中でリズムが変調して、より速く、より力強く

怒涛の連打が続きます。

最高潮のリズム、圧倒的な太鼓の打ち込みから、徐々に収束してクライマックスを迎えます。

作曲 北原 永(まつり工房)

ずんずんずん、山を登っていくと、突然雨が降ってきた! いやいやたいしたことないさ、と甘く見ていたら…わぁたいへんだ!雷が!!叩きつけてくる雨と耳を劈く雷の音!大自然の強さ、厳しさをダイナミックな掛け合いで表現しています。















「楽打家わっしょい!」

「楽打家わっしょい!」

作曲 河井 まき

三人の楽打家メンバーが「わっしょい!」の掛け声で元気よく打ち込む「楽打家わっしょい!」は

二挺太鼓の打法を取り入れた曲です。

















「屋台囃子(やたいばやし)」

埼玉県秩父地方伝統芸能 秩父屋台囃子より/構成 山脇 浩司

埼玉県秩父地方ではちょうど今の時期、12月1から3日に、秩父夜祭りが行われます。重さ20トンからなる屋台を若者が力の限り曳きまわし、屋台の上で太鼓、笛、鐘が祭りを盛り上げます。宮太鼓の重い響木と、転がるような締太鼓の玉入れのリズム、その音の対比が美しく楽しい曲です。日本三大曳山祭のひとつにも数えられており、6地区から御幣や提燈で飾られた、みごとな曳山が競い合います。

国指定重要無形民俗文化財に指定されているおなじみの曲を楽打家バージョンでお聞き下さい。



















素晴らしい平成最期の公の場での演奏でした。

初桶太鼓、初法螺貝、初屋台、などなど

初めてのチャレンジメンバーも精一杯頑張りました。

演奏が終わった後、年配の奥様から「とても良かった!!感動しましたよ!また見に来させて貰いますね。」と言っていただけました。自分たちの演奏に感激していただけた喜びをバネに、私達はこれからも修練を続けていきます。